ホームページリニューアルの改善点は?制作者が教える見直しポイント
ホームページのリニューアルというと、「デザインを新しくすること」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
もちろんデザインの刷新も大切ですが、それ以上に重要なのが、ホームページ全体の設計を見直すことです。
サービス内容や情報設計、お客様が迷わない導線、そしてSEO対策まで含めて見直すことで、より成果につながるホームページになります。
私自身もWeb制作に携わる中で、自サイトをリニューアルしました。
この記事では、自サイトをリニューアルして感じたことや、実際に見直したポイントを制作者の視点からご紹介します。これからホームページのリニューアルを検討している方の参考になれば幸いです。
自サイトをリニューアルした理由と、実際に見直した5つのポイント
今回、自サイトをリニューアルした大きな理由は、サービス内容や事業の方向性の変化に合わせて、ホームページ全体を見直す必要があったためです。
以前のサイトでは、現在提供しているサービスとのズレや、情報の整理、ページごとの役割が十分に明確になっていない部分がありました。
そこで今回のリニューアルでは、単にデザインを変更するだけではなく、サービス内容に合わせた情報整理や、お問い合わせまでの導線設計、SEOを意識したサイト構成の見直しを行いました。
また、今後のブランド展開を考え、ドメインについても変更しました。SEOへの影響を考慮しながら慎重に判断しましたが、長期的に運営していくホームページだからこそ、このタイミングで見直す価値があると考えました。
ここからは、今回のリニューアルで実際に見直した5つのポイントについて、制作者の視点から詳しくご紹介します。
1.掲載する情報を見直し、サービス内容を分かりやすく整理
ホームページを制作した当初と比べると、提供しているサービスや事業の方向性が少しずつ変化していました。
以前はデザインやホームページ制作を中心としていましたが、その後、SNSやホームページの運用など、対応できるサービスの幅が広がっています。
そこで今回のリニューアルでは、新しいサービス内容を追加するとともに、料金ページやQ&Aページを新設しました。
ホームページを見た方が事前に知りたい情報を整理し、「何を依頼できるのか」「どのようなサービスなのか」が分かりやすく伝わるよう見直しています。
2.必要な情報へ迷わずたどり着けるサイト構成に変更した
サービス内容を充実させても、目的の情報までたどり着けなければホームページとして十分に機能しません。
そのため、ページの役割や情報の優先順位を見直し、関連するページ同士を整理しました。また、ナビゲーションや導線も見直し、訪問者が次にどこを見ればよいのか迷わないサイト構成を意識しています。
必要な情報へスムーズにアクセスできるようにすることで、ホームページ全体の使いやすさを改善しました。
3.お問い合わせまでの導線を改善した
どれだけ良いホームページでも、お問い合わせまでの流れが分かりにくいと機会損失につながります。
そこで、各ページからお問い合わせページへアクセスしやすいよう導線を整理しました。また、サービス内容を理解したタイミングで自然にお問い合わせできるよう、ボタンの配置やページ構成も見直しています。
4.SEOを意識したサイト構成に変更した
今回のリニューアルでは、見た目だけでなくSEOも重要なテーマでした。
ページごとの役割を整理し、見出し構成や内部リンクを見直すことで、検索エンジンにも内容が伝わりやすいサイト構成を目指しています。
また、今後ブログを継続的に更新しやすいようカテゴリー設計も見直し、長期的なSEO対策を意識した土台づくりを行いました。
5.独自ドメインの見直し(一番大きく変更したこと)
今回のリニューアルでは、サイト全体の見直しに合わせてドメインも変更しました。
以前は「.com」のハイフン付きドメインを使用していましたが、入力ミスが起こりやすく、ハイフンなしでアクセスすると別のサイトに行きます。また、似た名前のドメインも多く、ブランドとして認識されにくい点も課題でした。
そこで、より覚えやすく入力しやすい「.jp」のドメインへ変更しています。
また、以前のドメインは海外で利用されていた中古ドメインで、購入時点ですでにGoogleからペナルティを受けていました。
Web制作者として、検証も兼ねてペナルティを解消してから運用していましたが、今回のリニューアルではホームページ全体を見直すタイミングだったこともあり、真っ新なドメインでブランドを構築していく方が適していると判断しました。
ホームページは一度作って終わりではなく、長く育てていく資産です。だからこそ、その時点だけではなく、数年先の運営まで見据えて判断することも大切だと改めて感じました。
制作者として改めて実感した、成果につながるホームページの考え方
今回、自サイトをリニューアルして改めて感じたのは、「成果につながるホームページ」の考え方は、制作する側であっても変わらないということです。
実際に設計から見直していく中で、情報の伝え方やユーザーが迷わず行動できる導線づくりを一貫して重視しました。
ここでは、今回のリニューアルを通して改めて実感した3つのポイントをご紹介します。
デザインよりも設計が成果を左右する
ホームページのリニューアルというと、デザインの変更に注目されがちです。しかし、今回改めて実感したのは、成果を左右するのはデザインよりも設計だということです。
どれだけ見た目が洗練されていても、サービス内容が伝わらなかったり、お問い合わせまでの導線が分かりにくかったりすれば、本来の役割を果たすことはできません。
そのため今回は、デザインを考える前に情報設計やページ構成を見直し、「訪れた方が迷わず行動できるホームページ」を意識して設計しました。
ユーザー目線とSEOは切り離せない
SEOというと、検索エンジン向けの対策というイメージを持たれることがあります。しかし実際には、ユーザーが知りたい情報を分かりやすく整理することが、結果的にSEOにもつながります。
検索エンジンの目指すゴールも「ユーザーに最適な情報を届けること」であり、評価基準もユーザーの使いやすさや満足度にシフトしているからです。
今回のリニューアルでは、見出し構成や内部リンク、ページ同士の関連性を整理し、ユーザーにとって理解しやすい構成を意識しました。
検索エンジンだけを意識したサイトではなく、「人にとって分かりやすいホームページ」を目指したことが、SEOにもプラスになると考えています。
ホームページは公開後に育てていくもの
ホームページのリニューアルはゴールではなく、新しいスタートです。
実際に公開してみると、ツールを活用したデータ分析によって様々な事実が見えてきます。
- Googleサーチコンソール:どのような検索キーワードで訪問されているか
- Google アナリティクス4(GA4):どのページがどれくらい読まれ、どこで離脱しているか
- ヒートマップ:ページ内のどこに注目され、どこがクリックされているか
このようなツールから得たデータをもとに改善を繰り返すことで、ホームページは少しずつ成果につながる資産へと成長していきます。
今回のリニューアルも完成ではなく、これから継続的に改善を重ねながら、より使いやすく、成果につながるホームページへ育てていきたいと考えています。
ホームページをリニューアルする前に意識したいこと
ホームページをリニューアルする際は、「デザインを新しくすること」だけを目的にしないことが大切です。
まずは「何を改善したいのか」「ホームページでどんな成果を目指すのか」を整理することで、必要な改善点が見えてきます。
場合によっては、デザインを変えなくても成果につながるケースもあります。
また、SEOへの影響を考えると、ページ構成やURLの変更、ドメイン変更などは慎重に進める必要があります。事前にしっかり計画を立てることで、リニューアル後のリスクを抑えられます。
ホームページリニューアルでお悩みの方へ
ホームページのリニューアルで大切なことは、現在のホームページが抱える課題を整理し、「どのような成果を目指すのか」を明確にしたうえで、情報設計や導線、SEOまで含めて見直すことです。
また、ホームページは公開して完成ではなく、公開後のアクセス状況や検索順位を確認しながら改善を続けることで、より成果につながる資産として育っていきます。
「リニューアルを検討しているけれど、自社の場合は何を改善すべきかわからない」「今のホームページに課題はあるけれど、どこから手を付ければいいのか迷っている」という方も多いのではないでしょうか。
当サイトでは、ホームページに関する無料相談を承っています。
状況を伺った上で、必ずしもリニューアルをおすすめするとは限りません。過去には「今はリニューアルよりもGoogleマップの整備(MEO対策)を優先すべき」と、別の施策をご提案した事例もあります。
強引な売り込みや不要なリニューアルをお勧めすることは一切ありません。
現状の課題整理から今本当に取り組むべき施策まで、第三者目線で一緒に考えながらご提案いたします。まずはお気軽にご相談ください。
